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ご葬儀マナーQ&A

ご葬儀マナーQ&A

ご葬儀マナーQ&A

通夜・お葬式でのマナーを集めました。ご参列の前にご一読下さい。

Q

訃報を受けました。なにをすればいいの?

A

訃報の連絡内容を確認したら、(故人の氏名、喪主の氏名、死亡日時、死亡原因、通夜・葬儀の日時と場所)故人や遺族の立場に立って、知らせるべき他の知人にも訃報を知らせてあげましょう。 通夜・告別式に参列できない場合は弔電を打ちます。

Q

香典袋のたたみ方は、どっちが上?

A

香典袋をたたむときは、先に下をたたみ、次に上をたたみます。 たたみ口が下を向くようにするのが葬儀、たたみ口が上を向くのが婚礼と覚えると良いでしょう。

Q

お通夜に参列する際の服装は?

A

通夜では喪服を着用する必要はありません。 地味な色のスーツかワンピースでよく、女性は白いブラウスや袖無し、襟ぐりの大きく開いた服は避けます。 男性は派手なネクタイやカラーシャツは着替えましょう。 黒ネクタイにはタイピンはしません。 色が明るめの上着の場合は左腕に喪章を付けます。 光るアクセサリーやバッグ・靴はふさわしくありません。 派手なイヤリングや指輪、マニキュアや香水はやめておきます。

Q

正しいお焼香の仕方を教えて!

A

【抹香での焼香のしかた】 宗派によって焼香の回数が違いますが、焼香は自分の宗派の作法に合わせて行ってもかまいません。 また、会葬者の多い場合は進行役が1回だけの焼香を指導する場合もあります。 なお、宗派による焼香回数は次の通りです。

  • 天台宗、臨済宗、曹洞宗……特に回数は決まっていないが香を押し戴いて焼香する。
  • 真言宗、日蓮宗……通常3回香を押し戴いて焼香する。
  • 浄土宗……特に定めはないが、通常3回香を押し戴いて焼香するのが一般的。
  • 浄土真宗本願寺派(西)……香を押し戴かないで1回焼香する。
  • 浄土真宗本願寺派(東)……香を押し戴かないで2回焼香する。

自分の番になったら祭壇の手前まで行き、遺族に向かって一礼します。 祭壇の前まで進み、右手の3本の指(親指、人差し指、中指)で抹香をつまみ、軽く押し戴いて香炉に入れます。 済んだら再び遺族に一礼して戻ります。 【線香での焼香のしかた】 線香も宗派によっていくつかのたき方の作法があります。

  • 臨済宗など……1本の線香に火を付け、香炉に立てる。
  • 真言宗など……3本の線香に火を付け、間を開けて香炉に立てる。
  • 浄土真宗や日蓮正宗……短く切った線香に火を付け、香炉に寝かして入れる。

祭壇の前に進むまでは抹香で行う場合と同様です。 右手で線香立てから線香を1本取り、ろうそくの火で火を付けます。 持ち替えて右手で軽く煽って火を消し、香炉に立てますが、火を消すときは絶対に口で吹き消してはいけません。 遺影または位牌を正視し合掌してから退きます。

Q

香典はいくらぐらい包めばいいの?

A

ある都市銀行の調べでは、家族の場合5〜10万円、企業等の関係者は1〜3万円、一般会葬者5千円から1万円、隣近所3千円から5千円となっています。 普通、香典の金額は奇数の額を包みますが、1万円と3万円では、差がありすぎるので2万円はよいとされています。

Q

神式のお葬式って初めてなんですが

A

神式の場合焼香ではなく玉串拝礼を行います。 玉串は受け取ってから1回転させて「玉串案(たまぐしあん)」の上に置きますが、常に両手で支え、玉串を水平に保つようにします。

玉串を受け取る

(1)まず、玉串を受け取りますが、このとき、枝の根元を右手で上からつまみ、葉先の方を左手に受けるようにして押し戴きます。

玉串案の上に置く

(2)そのまま祭壇の「玉串案」の前に進み、深く一礼します。

(3)右手を手前に左手を伸ばし、玉串の葉先を時計の針が回る方向に90度回転させて祈念を込めます。

(4)さらに根元を手前に引き寄せ、左手に持ち替えて根元が上になるように半回転させてから「玉串案」の上に置きます。

3歩退いた後、2礼2拍手

(5)3歩退いた後、2礼、2拍手をしますが、葬儀での拍手は音を立てないように寸前で止めます。

▼(3)での玉串の回し方

玉串の回し方
Q

香典袋の表書きの「御霊前」「御香奠」どれがいいの?

A

一般に「御霊前」は、仏式、神式、キリスト教式を問わず使えるとされています。(ただしプロテスタントや真宗は霊の存在を認めていないので使えないと言う説もあります。) 仏式であれば、「御香奠(おこうでん)」は宗派を問わず使えます。

御香奠 御霊前 御花料 玉串料
Q

キリスト教式の場合はどうすればいいの?

A

キリスト教では、献花によるお別れをしますが、もともとキリスト教では墓地での埋葬の時、棺の中に入れるのが慣習です。 告別式の祭壇に花を捧げるのは日本独特の儀式で、神道の玉串奉奠(たまぐしほうてん)の作法をアレンジしたものです。 献花に用いる花は白菊や白のカーネーションなどで茎の長いものが使われます。 献花の仕方は、下記の通りになります。

茎を左に花の方が右になるように持ちます

(1)会場で用意された花を、茎を左に花の方が右になるように持ちます。

玉串案の上に置く

(2)そのまま祭壇の前に進み、一礼をし、花が手前になるように回して献花台の上に静かに置きます。

(3)祭壇に向かって手を組み、黙祷します。(カトリック信者は十字を切りますが信者でない場合は黙祷するか、黙礼するだけでよい)

(4)さらに根元を手前に引き寄せ、左手に持ち替えて根元が上になるように半回転させてから「玉串案」の上に置きます。

3歩退いた後、2礼2拍手

(5)3歩退いた後、2礼、2拍手をしますが、葬儀での拍手は音を立てないように寸前で止めます。

▼(2)での花の回し方

花の回し方
Q

香典袋の表書きのマナーは?

A

表書きは墨文字でフルネームを楷書で書きます。 裏には、住所金額を書きますが筆に慣れていない場合は黒ペンでも良いでしょう。 名前だけでは、遺族に関係がわかりにくい場合、「○○大学同期生」などの肩書きを明記しておくとよいでしょう。

Q

通夜振る舞いに招かれたんですが・・・

A

通夜振る舞いは弔問へのお礼という意味のほかに、故人とともにする最後の食事、供養という意味が込められています。 通夜振る舞いの席に着くように勧められたら固辞せずに、たとえ一口でも箸を付けるのが礼儀です。 お酒も出されますが、酔うまで飲んで騒ぐようなことはもってのほかです。 翌日の葬儀、告別式のことも考えて、あまり遅くならないように退出するのが礼儀です。

Q

連名の場合はどうすればいいの?

A

連名で書く場合は3人ぐらいまでにし、それ以上になる場合は、代表者の名前を書き、「外一同」「外庶務課一同」として、香典をともにした人の名前と住所は便せんに一覧して書き、中に入れておきます。

Q

葬儀・告別式ってどんな事をするの?

A

本来、葬儀と告別式は別の意味を持つものです。 葬儀は宗教的な儀式で、告別式は葬儀の後で友人や知人、一般会葬者が焼香をすることによって最後の別れをする儀式です。 現在ではこの二つが一体として営まれることが多いため、一般弔問客も葬儀の時点から参列するようになりました。

【仏式の葬儀の流れ】
  • 参列者の入場
  • 導師(僧侶)入場
  • 導師の読経と引導(20〜30分程度)
  • 式辞・弔辞(省略される場合あり)
  • 弔電披露
  • 焼香…遺族焼香までが葬儀、一般焼香から告別式
  • お別れの儀…出棺の前に棺の蓋を開け、遺族と故人と親しかった友人知人が花を入れ最後のお別れをします。
  • 遺族代表挨拶
  • 出棺…火葬場まで行かない一般会葬者は、ここで散会となります。

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